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社会人でも全く本を読まなかった僕がコロナ影響で読書を始めた

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コロナによる規制が始まってからというもの、特に週末はほとんどすることがなく時間が空いてしまった。

先月からの緩和でゴルフが解禁されて以降はゴルフの予定が増えてきたものの、2月後半から4月末まではほぼ自宅軟禁状態。 

あまりに暇すぎたため、読書をしてみることにした。

 

 

昔は読書なんて大嫌いだった

昔から本を読む習慣がなく、子供の頃しばしば親に「マンガばっかり読んでないで本でも読みなさい」と怒られていた。

ただ、怒られて仕方なくやるというのは全く身が入らない。

買った本もほとんど読まないままホコリを被っていた。

ちなみに勉強も基本的に嫌い。

大学でも余りに勉強嫌いすぎて留年した。

大人になってからもその習慣は変わらず、自分から本を買って読むことなどゼロに等しかった。

 

最初のきっかけは飛行機での移動

その風向きが最初に変わったのはタイに赴任することになってから。

飛行機の中で時間を持て余すためという単純な理由だ。

映画ばかりでも飽きるし、仕方なく本でも読んでみるかと中部国際空港セントレアにある本屋さんで「多動力」というホリエモンの本を買った。

特にホリエモンが好きとか嫌いとか無く、何となく書店のランキングで並んでいて1位だったから買った。

そうしたら、その内容が自分がいまサラリーマンをやっていて感じることに重なったり、何でもやってみたがりな自分の性格にも合致していたため、「あれ?読書って意外と良いかも」「読書って面白いじゃん」と感じ、それからフライトの前に本を買うことが増えた。

と言っても、それでもフライトのたびに1冊買うか買わないか。

年間でも2〜3冊とか。読んでるうちに入らないレベル。

 

コロナ影響でYou Tubeを経由し読書をすることに

その状況が大きく変わったのがこのコロナ規制。

あまりに暇すぎる週末を過ごす中で、きっかけになったのは

「中田敦彦のYou Tube大学」

https://www.youtube.com/channel/UCFo4kqllbcQ4nV83WCyraiw

オリエンタルラジオのあっちゃんが、自分が読んだ本の内容を噛み砕いて動画で説明してくれるという大人向けの人気You Tube動画だ。

端的に・わかりやすく内容を説明してくれるため、小学校からずっと大嫌いだった社会がめちゃめちゃ興味深く面白いものだったと知る。

「社会ってメッチャ面白いやん!」と。

そして、その内容をより深く知りたいと思って、You Tubeの中で紹介されている本を購入して読むことが増えた。

 

読書で知らない世界を知ることにハマる

ひとたび本を読み出すと読書に対するハードルは一気に下がり、次々と読みたい本を探していくという好循環に入る。

You Tube大学に出てくる関連本以外にも、SEOとかブログの書き方とか、ブログをやっていて改善すべき方法が全く分からなかったので関連した本も読んでみたし、いずれオンラインショップもやってみたいと最近思っているので、それに繋がりそうな本も読んでみた。

 

そうして読書をすすめると、教養を養う、自分の知らない世界を知るということがメチャメチャ面白いことに気付いた。

「世の中知らないこと多すぎ」

「俺ぜんぜん社会のことわかってない」

と一瞬愕然としてしまったが、

そこは知らないということを知ることが出来ただけでも良かったと考えよう。

読んでなかったら一生知らないまま過ごしてしまっていたのだ。

 

勉強も読書も親から言われてやるものではない。

自分で興味を持ち、自主的にやってみて初めて面白さがわかる。

 

読書をする人の割合

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文化庁 平成 25 年度「国語に関する世論調査」の結果の概要 より

少々古いデータだったが、平成25年度に文化庁が調査した読書する人の割合がこちら。

1ヶ月で全く読まない人が約半分。

5冊以上読めば日本国民の上位7%に入るそうだ。

詳細は以下のリンクを見てほしい。

https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/pdf/h25_chosa_kekka.pdf

 

読書をする人は年収が高い?

 年収が高い人は一般サラリーマンの38倍本を読む

ある調査によれば、20代、30代のビジネスマンは1ヶ月平均0.26冊の本を読むのに対し、30代で年収3000万円の人は平均9.88冊の本を読むのだと言います。その差は約38倍ですが、アメリカの調査でもビル・ゲイツやウォーレン・バフェットのような大富豪が1日30分以上本を読むのに対して、年収300万前後の人たちの中で1日30分以上の読書をしていたのは、たったの2%しかいなかったそうです。日本マイクロソフトの代表を務め、ビル・ゲイツと共に働いた成毛眞さんは、周りの経営者やクリエティブな人の中で、本を読んでいない人はおらず、ビル・ゲイツのような優秀な人達に共通していることは、「良い本」を「大量」に読んでいることだと言います。 

lrandcom.com

 

単に本を読めばよいという話ではない。「良い本」を「大量」に読む。それを通して教養と想像力を養う。そしてそれを人に話す

それが成功者に共通していることだそうだ。

 

本を「聴く」という選択肢もある

とはいっても山程の書籍を毎月買って読むとなると、置き場所にも困るしなかなか時間が取れないという人もいるだろう。

僕自身も海外にいるため日本の書籍は手に入らない。

そこで利用しているのがKindle。

Wi-Fi環境にいる間にいくつか書籍を購入・ダウンロードしておいて、スキマ時間や移動時間で読むスタイルにしている。

あえてKindle端末を買う必要もない。iPhoneアプリやAndroidアプリで十分だ。

Kindle Unlimited契約なら、月額980円で和書約12万冊が読み放題だ。

多くの雑誌も読み放題なので、1〜2冊も読めばすぐ元は取れる。

 

そして最近Amazonが推しているのが、Audibleというもの。

本を音楽のように聞いてしまおうという新しいスタイルだ。

月額1500円で、約40万冊(洋書含)の中から毎月1冊購入できる。

オーディオブックは結構高いので、毎月1500円で買えるのは定価に比べれば遥かに安い。

ただこれが自分に合うかどうか。

僕は音楽を聞いていてもそれ以外のことをしながら聞き流す癖があるので、オーディオブックでもそのようになってしまって、聞いているだけでは全く頭に入ってこなかった。

逆に、しっかり集中して聞きながら勉強するんだ!という人には大アリ。

特に語学学習の本とかはネイティブのような発音で音声を発してくれるので、耳を慣らすという意味では絶対に役立つと思う。

 

とりあえず最初の1ヶ月は無料なので、

試しに登録だけして1冊無料で聞いてみる価値はあると思う。

  

まとめ

コロナ影響で外出する機会が減ったが、そのぶん時間が出来た。

ぽっかり空いた時間に何ができるか考えたとき、僕の選択肢は「読書」だった。

中田敦彦のYou Tube大学がきっかけで本を読むようになったので、あっちゃんには感謝してもしきれない。

自主的に始めたことだし、なんてったって面白いと感じているので、コロナが収まってもこの習慣は維持できるように思う。

日本の上位7%を維持できれば、いつか年収も上位7%になれるかな?w

 

参考:コロナ規制中に読んだ本

参考までにこの2ヶ月で読んだ本はこちら。

カテゴリに統一感は全く無い。が、それが逆に良いのではと。

知ってることや好きなことばっかり読んでも意味ないし。

順不同でご紹介。

日本の戦後を知るための12人

戦後というには余りに期間が長いような気もするが、戦後から現在に至るまでの日本社会の中でインパクトを残し、かつ毀誉褒貶のある人(見方によって良い面も悪い面もある人)を池上彰の視点で紹介した本。

名前は知ってるけど・・・何した人だっけ? という人も多いと思う。

メチャメチャ面白い。あっという間に読める。

そして毀誉褒貶という四字熟語をはじめて教えてくれた貴重な本(笑

日本の戦後を知るための12人 池上彰の<夜間授業> (文春e-book)

詳しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えて下さい

詳しいことはわかりませんが・・・シリーズはどれも面白い。

そのなかでも山崎元さん著のこの本は、資産運用から保険、家の購入に至るまで解説してある。

これを読んで、会社で入っている確定拠出年金の運用先を速攻でインデックスタイプに変えた。めちゃめちゃ手数料高いやつに入ってたよ。あぶない。

図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

池上彰の世界の見方 東南アジア ASEANの国々

またしても池上彰。

You Tube大学での池上彰率が非常に高いのでどうしてもそうなってしまう。

いま現在タイに住んでいるし、アジア旅行にもよく行くようになった中で、アジアの歴史を全く知らない自分を戒めるべく購入した。

なぜ東南アジアの歴史をあまり学ばないか、それは歴史上やましい事があったからだ。

日本国民がアジア旅行行く前には全員読むべき。知らないは罪。

池上彰の世界の見方 東南アジア: ASEANの国々

「SEO対策」超入門2020、「Web集客」超入門2020

そもそもSEOって何ぞやというレベルの僕だが、

とりあえずアクセスアップのために読んでみた。

・良クオリティのブログを書くべし。

・人が必要としている情報を書くべし。

小手先の技じゃ何ともならんよ、と当たり前のことを書いてある。

近道なんてないのだと改めて知る。

楽しようとしてもダメ、地道に努力するしかない。

Web集客の方は為になった。

というか、技術職なので営業手法とか集客手法とか全く知らないので、「へー、最近はそうやって周知して集客するのか」と基礎の基礎を知ることが出来た。

いずれもKindle専用と思われる。

 

文系でもよく分かる 世界の仕組みを物理学で知る

ごめんなさい、理系の僕でもよく分かりませんでしたw

前半は面白い。GPSの仕組みとか身近な事例を物理学で説明してくれる。

後半になるにつれ分子・原子・量子という流れになっていくのだが、

原子くらいまでがギリ。量子?電子?サッパリ分からん。

うーん、もう一回読もう。そうしよう。

 

戦略的思考トレーニング

様々なビジネス上の問題や改善手法について、その対策や手法を実例を使ったクイズ形式で説明してくれる本。

「おっ、これ聞いたことあるな。」みたいなネタもあれば、全く知らないビジネス手腕もあって、そんな考え方もあるのかと感心させられる。

ペラペラ読み進めるよりは、1問1問じっくり考えて回答を読むほうが閃きや想像力が身につくと思う。

面白くてスラスラ読んじゃったけど。

戦略思考トレーニング (日経文庫)

形容詞を使わない大人の文章表現力

 語彙力のなさを改善すべく読んでみた本。

すぐ「とても」とか「すごい」とか「きれい」とか使っちゃう人は参考にすべし

今回のブログでも何度形容詞が出てきたことか。

できるだけ具体的に表現したり、擬音語に言い換えるのがコツ。

ひとつ上に書いた「スラスラ」とかね。

形容詞を使わない 大人の文章表現力

税金を払うやつはバカ!

もと国税調査官が「税金なんてまともに払ってるのはサラリーマンだけだ」と言ってしまうという、それだけで興味津々な本。

中小企業経営者向けっぽいが、サラリーマンでも参考になるような節税手法もいくつか記載されている。

これは税金に対して無知すぎる自分への投資。

お金や投資、税金に関する本を読むと、いかに金融リテラシーがないか、それに触れる機会がなかったかがよく分かる。

勉強する機会無かったもんね。

そういう教育制度になっている日本に問題があるのではと最近思い始めた。

税金を払う奴はバカ!

生涯投資家

そして抑えの村上ファンド。

一番最初に紹介した日本の戦後を知るための12人に出てくる。

村上氏がインサイダーで捕まったのは僕が子供の頃だったので、悪い子として金儲けしたから捕まったんだ、くらいしか記憶になかった。ホリエモンに関してもそうだが。

村上氏からの視点のため、ちょっとカッコ良すぎじゃね?という気もするが、彼が日本の経営者や企業をどれだけ憂いていて、それを自分なりの手法で改革しようとしていたかが分かる本。

いつか子供が出来たら、大学までの小遣いとして小3で100万円を渡してみよう。

そうすれば村上氏のようになれるかもしれない。

生涯投資家 (文春文庫)