新型コロナウイルスについて、昨日2つの大きなニュースがありました。
1つ目が、「6月14日よりチョンブリ県で一部の営業規制を緩和する」
そして2つ目が「すべての在タイ外国人に対してコロナワクチンの接種登録を開始する」
というものです。
それぞれ簡単に紹介していきます。
6月14日からチョンブリ県で規制緩和
タイでは4月末頃から第3波(と呼ぶべきかは不明)のコロナウイルス拡大が継続していました。今回は私の住むシラチャでも多数クラスターが発生しており、飲食店の酒類提供禁止、営業時間の短縮、マッサージ店の営業禁止など多数の規制が継続しています。
ここ数日、チョンブリ県での発症者が減少した状態で落ち着いていることから、チョンブリ県は6月14日より規制緩和することを発表しました。
内容は以下の通り。
①マッサージ店については、フットマッサージのみ営業を許可する。
②スイミングプールは営業を許可する。ただし、酒類の販売や提供は引き続き禁止。
③ジム、フィットネス、スポーツセンターなどは、夜9時まで営業を許可する。
スポーツイベントについては、観客数などについて規制の上で実施を許可する。
④多数の人が集まるイベント等については、50人以上のものは禁止、もしくは当局の許可を必要とする。
ということです。
未だ酒類提供禁止が継続されるのは厳しい限りですが、マッサージが解禁されるのはちょっとだけありがたい・・・かも?
個人的にはマッサージはあまり行かないけど、行ったとしてもフットマッサージしか受けないので、フットマッサージ営業が再開されるのはハッピーです。
どちらかというと仕事ができなくて困っている人たちのための緩和といった感じでしょうか。
在タイ外国人のコロナワクチン接種登録
こちらは在タイ日本大使館に情報が掲載されています。
タイにおける新型コロナウイルス・ワクチン接種に関する追加情報(令和3年6月11日現在)
在留邦人の皆様を対象とするタイ政府の新型コロナウイルス・ワクチン接種の登録方法について、本日(6月11日(金))14時から、以下の保健省のワクチン接種登録サイトにおいて、全てのタイ在留外国人のワクチン接種登録が可能となっていますので、お知らせいたします。https://thailandintervac.com/expatriates
なお、この登録サイトは、現在のところ、個人情報(氏名、国籍、パスポート番号、生年月日、性別、ビザの種類、メールアドレス、電話番号、住所等)を入力することで、ワクチンの在庫状況次第で、ワクチンの種類及び接種日・接種病院を選択できる仕組みになっています。在タイ日本大使館から保健省に照会したところ、ワクチンの種類及び接種日・接種場所は、ワクチンの確保状況次第とのことでした。在留邦人の皆様を対象とするタイ政府の新型コロナウイルス・ワクチン接種について現時点で明らかになっている情報は、6月8日付けの大使館からのお知らせに掲載しておりますので、併せてご参照ください。今後とも新たな情報が得られ次第,随時在留邦人の皆様にお知らせいたします。
とのこと。
具体的な日程や場所などは状況次第で変動するのですが、ひとまず登録しておけば連絡が来るような感じでしょうか。
日本政府が海外在留日本人に対してどういうアクションを取ってくれるのか待っていたのですが、そっちよりタイ政府のアクションのほうが圧倒的に早かったですね。
タイで接種できるのはシノバックかアストラゼネカワクチンが多いようです。
シノバックはあまり効果がないという噂ですが、果たしてどうなのでしょう。
ただ、ワクチンを打ったという証明を得ることで、国内・海外に対しての移動規制が緩和されることを期待しています。
ワクチンパスポートなど名前がついていますが、ワクチンを接種していれば一定期間の隔離を免除するような仕組みですね。
これが正式に運用されれば、帰国や旅行も元の環境に戻っていくはず。
早いこと通常の世界に戻りたいものです。