ついに昨日12日より、チョンブリ県全域でアルコール販売禁止令が発令された。
11日に発表があり12日よりスタートしている。(~ひとまず30日まで)
何も知らず昨日お昼ごろにスーパーにビールを買いに行ったら、
12日~30日まで発売禁止との張り紙が出ていてビックリ。
慌ててニュースをみたところ、11日に発表されたそうだ。
前日夜の発表で、買い出しに行く時間すら与えてもらえなかった。
おかげで自宅のビールはゼロ。
ウイスキーと焼酎しかなくなってしまった。
ソンクラン期間中に人が集まり、俗にいう「三密」の発生を
少しでも低減・防止するためであろう。
政府主導でソンクランの休日を下期に延期したとはいえ、
タイ人の文化として4月13日から15日まではやはりソンクランなのである。
例えば日本で仮に政府が正月延期します!といっても
元旦~3日が正月でないかと言われればやはり正月なのだ。
その直前で発令したこの禁止令。
違反すると罰金・禁固刑などの可能性あり。日本と違ってかなり厳しい措置。
それ以外のルールも含め、「ここまでするか・・・」と思う点もあるものの、
日本が増え続けている状況をみると、
ある程度の罰則・強制がないと蔓延を止めるのは難しいのかもしれない。
ただ、「三密」が発生しないようなスポーツ(テニスとかゴルフとか)まで
規制してしまうのはいかがなものか。
賛否あるとは思うが、個人的にはある程度の経済活動や
健康増進に繋がる活動で拡大の恐れが低いものについては
規制すべきでないのではと思っている。
ずっと家にいるとストレスも溜まるし、体も鈍っていく。
そこで働いていた人たちの給料もなくなるし、社会・経済がストップしてしまう。
もう少し丁寧に一つずつ禁止・許可を判断しても良かったのではないだろうか。
しかも、禁止するのは簡単だがそれを解除するのは難しい。
何の基準をもって解除とするのか明確に決定できないからだ。
そのうえ解除した後にもし発症者が増えたとき、
その責任を取るなんて誰もできない。
不毛な責任論と擦り付けが生まれることは想像に難しくないため、
解除の判断は非常にしづらいと思う。
当面は一通りの規制が4月30日までとなっているが、
そこで解除の決断ができる人がいるだろうか。
もちろん感染拡大の状況にもよるのだが。
まぁ少なくともいま私たちにできることは、
4月30日の解除につながるよう、一人一人がしっかりとルールに従い、
感染拡大を防止していくしかないだろう。
これ以上長引くのは御免だ。