日本からのゴルフ旅行先としても人気のタイ。
全員にキャディがついてのプレーが原則だし、フラットかつ池とバンカーが多いコースが多く、日本とは一味違うゴルフの魅力が味わえる。
残念ながらコロナでタイ旅行がキャンセルになってしまった人もいるだろうし、規制が解除されたらタイに行ってゴルフしたい!と思っている人も多いだろう。
そこで!
今回のブログではタイに行くまでの間に
覚えるべきゴルフ用語をピックアップしてみた。
この期間に一通り覚えてからタイに行くことで、キャディさんとより多くのコミュニケーションがとれて、より楽しくプレーできること間違いなし!
永久保存版です。
1.数字の読み方
基本中の基本である数字の読み方、言い方から。
残りの距離だったり、クラブの番手だったり常に必要だ。
タイ旅行ではお金の支払いなどでも必要なので、覚えておいて損はない。
0:スン
1:ヌン
2:ソン
3:サーン 日本でもサン、中国でもサン。タイの発音はンが上がる
4:シー 日本でもシだね
5:ハー 応用して555と書くとハハハ(笑い声)という意味になる。日本で言うと(笑)とかwwwみたいな感じ。よくLINEとかで使う。
6:ホック
7:ジェッ(ト)
8:ベー(エとアの間の発音)
9:ガウ
10:シップ
11:シップエット 注意:ジュウイチのイチはヌンではなくエットになる。
12:シップソン
・・・・
20:イーシップ ここも注意。ソンシップではなくイーシップ。
21:イーシップエット ダブル注意のところ。これが分かればもう全部分かる。
・・・・
30:サンシップ
・・・・以降100まで同じルール。頭の数字にシップでOK。
100:ロイ(ヌンロイ) ヌンが1、ロイで百だが、日本でも「いちひゃくえん」とは言わないように、タイでも単純にロイだけの時が多い。
101:ロイヌン(ヌンロイヌン)
110:ロイシップ
111:ロイシップエット
121:ロイイーシップエット ロイ100 イーシップ20 エット1
200:ソンロイ
300:サンロイ
・・・
1000:パン(ヌンパン)
とりあえず1000まで分かれば十分です。
ゴルフ場だと、例えば 521Y(ヤード) パー5なら
「ハーロイイーシップエット ヤード パーハ―」
となる。
参考までに、万はムン、十万はセン(ややこしい)、百万はラン。
2.各クラブの呼び方
つぎにクラブの呼び方。キャディさんに「何番アイアンで」と伝えたいときに、英語でも良いがタイ語だとより親密になれる・・・かも?
先ほどの数字と組み合わせて使おう。
・ドライバー:ドライバーでOK
・3Wなどウッド系:マイ●●(●には数字)
たとえば、3番ウッド(スプーン)ならマイサーン、5番ウッド(クリーク)ならマイハー。
マイという音の言葉はタイ語にいっぱいあるけど、この場合は木という意味のマイ。
つまりWoodを言い換えているだけ。
スプーンとかの呼び名は意外と通じなかったりする。マイ+数字で。
・6Iなどアイアン系:レック●●(●には数字)
レックというのは鉄という意味のレック。小さいのレックではない。(と思う)
ウッドと同じくIronを言い換えている。
6Iならレックホック、9Iならレックガウとなる。
・ウェッジ系:ピッチングでも良いし、そのままローマ字で良い。52度とか数字があるやつは数字で度数を読もう。52度ならハーシップソン。
・パター:パターでOK
・ボール:ルン またはボールでも良い。
よく使うのはグリーン上で、ボール1つ分とか言うとき。ヌンルン。
3.右とか左とか上りとか下りとか
主にグリーン上で使うことが多いが、ドッグレッグとかでも使える。
あと、自分のショットが曲がった時にも。
右:クワー
左:サーイ
真っすぐ:トントン(トロントロンのロが聞こえない感じ)
曲がる:リャオ
上り:クン
下り:ロン
速い:レオ
遅い:シャー
とても:ユー、マーク (ユーとマークの使い分けは難しいので省略)
グリーン上で、「ボール三つ分右(狙い) かなり下りでメチャ速い!」などとキャディさんがラインを教えてくれるので、ちゃんと教えてもらった通り打ちましょう。
そのセリフなら「クワ― サン ルン、ロン ユーユー レオ マーク!」
という感じ。
単語ごとに切り取り出来れば簡単!
基本的に、曲がる方向ではなく狙うポイントを教えてくれるので、
クワーなら右、サーイなら左を狙うことになる。
詳しく聞けるようになると、「リャオ クワ―」と言われたらスライス(右に曲がる)なので左を狙うが、そこまでする必要は無い。
狙う方向さえわかればOKだ。
4.ハザード系
ハザードに入ってしまったときや、どこに行ったか見えないときにキャディさんが教えてくれたりする。
バンカー:サイ(左という意味のサーイとは違う。音を下げる感じ)
バンカーに入る(落ちる):トックサイ
池:ナム(水という意味)
池に入る(落ちる):トックナム
OB:オービー
1ペナ:ワンペナ
打ち直し(暫定球):チェックボール
おまけ
フィフティ・フィフティ(50:50):ハーシップ ハーシップ
そのままです。キャディさんが非常によく使う。
「トックサイ?」「ハーシップ ハーシップ」みたいな使い方。
応用して「ガウシップ シップ(90:10) ナー」などと言えば
健全な笑いが取れます555
おまけ2
(ハザードに)行っちゃった!:パイレーオ
パイが行く、レーオが過去形で、行っちゃった。OBに「パイレーオ」みたいな。
ゴルフ場でパイレーオは良い意味では使わない。ガックリ。。。
おまけ3
バンカーで目玉になったとき。タイでは「カイダオ」。
カイが卵、ダオが星。
タイ料理でも カイダオ=目玉焼き なので考え方は日本と同じ。
バンカーにあるボールが目玉焼きに見えるので「カイダオ」
5.感情系
キャディさんが褒めてくれたりするのが理解できるとより楽しい!
こちらも感情を出せればより盛り上がる!
ということで、感情を表現するときの言葉たち。
ゲンチャンルーイ!:とてもお上手ですね! 日本人のナイスショット!の代わり。
ゲンが上手という意味。チャンルーイは強調の”とても”。
ゲン マーク(とても)ということもある。
チャンルーイは女の子の言葉っぽい。
スワイ!:日本語で綺麗。「キレイなショット」というのはタイでも同じだ。
女の子の見た目に対する感想にもつかえるので習得必須!
「スワイ」=美人
ディー!:Good!良いね! 強調の「マーク」をつけてディーマークでVery good!
逆に否定のマイを頭につけると、マイディーとなってBadとなる。
ニッノイ、ニッディアオ!:あとちょっとだったのに!という感じ。
海外だとナイスショットとは言わず、グッドショット!が基本。
ナイスショットは和製英語ですね。
PGAプロになったつもりでここぞとばかりにグッドショットと言おう。
6.番外編
ゴルフには直接関係ないコミュニケーション系も少々。
二人乗りカートで移動しているときにキャディさんと話してみよう。
名前を聞く
チューアライナ?もしくはチューアライカップ(カー)?:お名前は何ですか?
チューが名前、アライが「何?」そして語尾は ナーのほうがフランクな感じ。カップ(カー)は丁寧。
聞かれたときは「チュー●●カップ(女性ならカー)」と返そう。
ちなみに苗字がアライさん(荒井とかね)だと永遠に続く無限ループで笑いが取れる。
「チューアライカップ?」(お名前なんですか?)
「チューアライカップ!」(名前はアライです)
???「・・・チューアライカップ?」(???名前は?)
「チューアライカップ!」(アライです!)
・・・
これを終わらせるには主語を入れよう。
ポム(私)チュー(名前)アライ(あらい)カップ とすれば
私の名前はアライです とできる。
相手に聞くときはクン(あなた)チュー(名前)アライ(何)カップ?
が正しい。
口語ではクンを略すことがおおいけど。
年齢を聞く
これも定番の質問。
キャディさんから聞かれることも多いし、こちらから聞いてもOK。
日本ほど年齢を聞くことに対して遠慮は無い。
「アーユ タオライ カップ(カー)?」
アーユが年齢、タオライがいくつ(いくら)に丁寧語の語尾。
回答は冒頭に書いた数字で「(アーユ)サンシップシー カップ」
何歳か分かりますか?
サン シップ シー = 3 じゅう 4 34歳となります。
ちなみに、それに対してさらに続けて
若いね:デックデック ナー
歳とってるね:ゲーレオ ナー
ただしゲーレオをキャディさんに使うのはやめましょう。
自分から自虐的に使うほうがよいかと。
もしくは同じ組の(気を許した)年配の人に対して使うとかね。
かわいいね、美人だね
定番中の定番。
ナーラック ナー:かわいい
スワイ ナー:綺麗・美人
タイ旅行前には必須習得。
これを覚えずにタイに入国することなかれ。
ナーは日本語の「何々だなぁ~」の「なぁ~」と思ってくれればOK。
キャディさんに言ってあげれば、その日は気分よく働いてくれるでしょう(たぶん
注意点
タイでは1人に1人のキャディが付くことが絶対条件となっているので、日本では考えられないくらい色々手伝ってくれる。
ラインを読むのはもちろんのこと、ボール拭き、クラブ運び、バンカーならし、場合によってはカップに入ったボールまで取ってくれたりする。
偉くなった気分になるかもしれないが、最低限のマナーは必要。
自分でできることは自分でするべきだし、ラインも自分で読んで確認すべし。プレーは速やかに。
ラインを間違えたからと言ってキャディを責めるのではなく、
自分でしっかり読み、キャディに確認するというスタイルが良い。
どっちを信じるかは自分の責任。
コースによってキャディの質もまちまち(見た目だけでなく知識や技術も)なので、
運が悪いとあまり仕事ができない(仕事をしない)キャディにあたることもある。
だが、そこでイライラして一日を潰してしまうくらい勿体ないことはない。
そんなときは日本のセルフプレーでやってるときのことを思い出せば、そこまで気にならないだろう。
ラウンド後のチップは相場が300バーツ。
楽しかったり、丁寧に仕事をしてくれたなら500くらいまで上乗せして払っても良いし、逆に物足りなければ200にしても良い。チップだから。気持ち。
ラウンド中にキャディにキレるなんてもってのほか。
ゴルフは紳士淑女のスポーツであることを忘れずに。
まとめ
これらの言葉を覚えてくればかなり楽しくラウンドできるはず!
また、数字や強調、過去形などの言葉はゴルフ以外でもかなり役に立つので、タイに来る時には覚えておいて損は無し。
海外渡航規制がかかっている時間を有効に使って、キッチリ覚えて使いこなそう!
恥ずかしがらずに口に出してみるのがコツ。
タイ語の発音は抑揚があって難しいので、間違っててもしょうがない。
日本人が良く来るゴルフ場なら、多少発音が違ってても分かってくれます。
伝えようとする気持ちが大事です!
ではまた!