昨日、タイのCCSA(コロナ対策委員会みたいなもの)が、
10月1日からの規制緩和を決定したとニュースになっています。
また、更に11月以降の開国(規制なし渡航)についても言及していて、
ロックダウン状態からだんだんと日常が近づいてきています。
また、今日は日本側でも水際対策の緩和があり、これにより自主隔離期間の短縮が発表されました。
ただし、いずれもワクチン接種者に限ります。
ワクチン接種の有無がかなり大事になってきました。
タイの規制緩和
9月27日(月) タイ国内感染が減少(といっても1万/日超えてますが)していることを受け、10月1日からの規制緩和が決定されました。
正式には政府承認をもって決定となりますが、CCSA(コロナ対策委員会みたいなもの)が決めたことは必ず承認されてきていますので、ほぼ決定と言って間違いありません。
その内容は
- 夜間外出禁止令の短縮(夜9時→夜10時以降へ1時間)
- 閉店時間の延長(夜8時→夜9時)
- マッサージなどの提供時間延長、拡大
- レストランなどでの生演奏許可(こんなのが規制内容になるのがタイっぽい)
- タイ入国時の隔離期間短縮
くらいの内容です。
いまだ飲み屋、バーは営業禁止、レストランでの酒類提供も禁止です。
このなかで一番のポイントは、「タイ入国時の隔離期間短縮」です。
これまでは渡航前のPCR陰性証明を取った上で、タイ入国後14日間のASQ(ホテルなどでの強制的な隔離)が必要でした。
これが、ワクチン接種証明があれば7日に、なくても空路なら10日、陸路ならこれまで通り14日間ということで、大幅に緩和されることが決まったようです。
日本の水際対策緩和
そして、日本でも入国者に対する水際対策が緩和されます。
こちらは今日届いた大使館からのメールによるもので、
① 10月1日以降で日本に入国・帰国し、
② 日本の外務省および厚生労働省が認可したワクチンを接種した証明がある人は、
③ 入国後14日の自主隔離期間の10日目以降に自主的にPCRもしくは抗原検査を受けて陰性を証明できれば
④ 以降の隔離期間は不要
になります。
詳細は以下のリンクから
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C128.html
ワクチン接種について
ここで上記水際対策の②について
どんなワクチンでもよいのか?という疑問が浮かぶはず。
結論から言うと、日本で認可されている3種以外はワクチン接種とは認めないとのことでした。
Q:自国では、ファイザー、アストラゼネカ又はモデルナ社製「以外」のワクチン が承認されています。その場合、これら3社以外のワクチンを接種していても、 有効な接種証明書として認められますか。
A:認められません。接種証明書で有効と認められるワクチンは、現時点では、日本で 承認されているファイザー、アストラゼネカ及びモデルナ社のワクチンのみです。こ のため、これらの3社以外のワクチンは、例え他国で承認されていても、有効な接種 証明書とは認められません。
・・・なんてこったい。
こちとらシノバック2発接種やぞ(怒
ブースター接種どころか、あと2回日本で認可されてるワクチンを打ち直さないとダメじゃん・・・。
まとめ
- 10月から、タイ・日本両国で入国規制が緩和
- タイ側は最短7日、日本側は10日に短縮
- ただしいずれもワクチン接種証明必要、日本は認可されてる3種だけ
ということで、飲食店などに比べると海外からの渡航についてはかなり緩和された印象です。半減ですからね。
一時帰国や出張を検討していた方にとっては非常に影響が大きいでしょう。
これまでは、日本で14日、タイで14日と、それだけで4週間が必要でしたが、最短で7+10=17日となりました。
精神的にもかなり楽になるでしょう。
ただし、シノバック・シノファームなど中華系はNG(日本側は)
シノバックを打ってしまった私は、結局打ってないのと同じで、また改めて2発打たないといけません。
まんまと中国に騙された感がありますが、自分で選んだことなので仕方がありませんね。
改めてタイ国内でのモデルナ接種を予約することにします。